記事一覧に戻る
ツール比較

AI-OCRの料金比較【2026年9月】領収書データ化は1枚いくら?単価ランキング

2026年9月4日10分で読める

AI-OCRで領収書・レシートをデータ化する費用は、1枚あたり約3円から200円超まで、サービスと課金方式によって50倍以上の差があります。この記事では、料金を公開している主要なクラウド型AI-OCR・領収書データ化サービス12社の価格をすべて「1枚単価(税込換算)」にそろえて比較し、月50枚から5,000枚までのコストを試算します。 個人事業主・フリーランス・中小企業の経理担当が「無料で足りるか」「月いくらかかるか」「どれが安いか」を判断できる材料をまとめました。

結論:1枚単価で最も低いのはNicoScanのスタンダードプラン

公開価格のあるクラウド型AI-OCRで1枚単価が最も低いのはスタンダードプラン(約2.98円・2026年9月3日確認・当社調べ)です。

スタンダードプラン(月10,000枚を全て利用した場合、1枚あたり約2.98円)は、公開価格のあるクラウド型AI-OCR・領収書データ化サービスの中で、1枚あたりの単価が最も低い水準です。

※2026年9月3日時点・当社調べ。比較対象は、プログラミング不要で利用でき、Excel・CSV出力があり、法人・個人事業主が契約でき、料金を公開しているクラウド型サービス。税抜価格は税込換算(×1.1)。会計ソフト付属のOCR、家計簿アプリ、開発が必要なAPIサービス、料金非公開のサービスは比較に含めていません。

ただし月10,000枚を使い切る前提の単価です。月50枚以下なら無料枠、月数百枚なら月額3,980円からの月額固定プラン、会計ソフトのOCRで足りる人はそのまま、という使い分けが現実的です。詳しい料金はNicoScanの料金ページで確認できます。

AI-OCRの料金の見方:4つの課金型と4つの課金単位

AI-OCRの料金は「月額固定」「従量」「枚数パック」「会計ソフト同梱」の4型に分かれ、課金単位も枚・仕訳・項目・容量と異なります。 単価を比べる前に、まず自分が見ている料金がどの型・どの単位なのかを確認してください。

課金の4型

課金型仕組み向いている人主な例
月額固定月額料金に上限枚数が含まれる。上限まで使うほど単価が下がる毎月一定量がある事業者NicoScan、AiXcel、LINE WORKS OCR
従量基本料+1枚(1件)ごとの単価。枚数が増えるほど合計が増える枚数の変動が大きい事業者STREAMED、invox、DX Suite
枚数パック買い切りで有効期限内に使う。月額契約が不要繁忙期だけ使う人、確定申告前にまとめて処理する人NicoScan(12か月有効)
会計ソフト同梱会計ソフトの月額に一定枚数のOCRが含まれる。超過は従量かプラン変更月数十枚までの個人事業主freee会計、マネーフォワード クラウド、弥生

課金単位の違い(「1枚」に換算するときの注意)

課金単位数え方1枚換算の前提採用例
枚(ページ)画像1点またはPDF1ページそのまま比較できるNicoScan、DX Suite、LINE WORKS OCR
仕訳・件読み取り後の仕訳1本、または書類1件領収書1枚=1仕訳と仮定。複数明細は増える場合ありSTREAMED、マネーフォワード、invox
項目日付・金額など抽出する項目1つ領収書1枚=10項目前後と仮定SmartRead
容量アップロードしたファイルの合計容量枚数上限がなく単価は算出不可freee会計(スタンダード以上)

この記事では、税抜表記は税込換算(×1.1)し、月額固定プランは「プラン料金÷月間上限枚数」を1枚単価としています。上限まで使い切らない月は、実際の単価はこれより高くなります。

主要サービスの1枚単価ランキング

公開価格から1枚単価を算出できる12サービスを安い順に並べると、1位はスタンダードプランの約2.98円、次いでLINE WORKS OCR(約5.5円)、AiXcel Pro(約5.8円)の順です。10円未満はこの3社だけで、以降は13円台から200円超まで広がります。

1枚単価ランキング(税込換算・2026年9月3日時点・当社調べ)

順位サービス/プラン月額月間枚数1枚あたり(税込換算)無料枠出典
1NicoScanスタンダードプラン29,800円(税込)月10,000枚まで約2.98円初回50枚(期限なし・カード不要)当サイト
2LINE WORKS OCRReader General55,000円(税込)〜10,000枚約5.5円30日公式サイト
3AiXcelPro580円月100pt(1pt=レシート1枚)約5.8円初回10pt公式サイト
4NicoScanベーシックプラン9,800円(税込)月1,500枚まで約6.53円初回50枚(期限なし・カード不要)当サイト
5NicoScanライトプラン3,980円(税込)月500枚まで約7.96円初回50枚(期限なし・カード不要)当サイト
6バクラク電子帳簿保存有料プラン12,000円〜(税別・年契約)保管1,000件約13.2円(保管件数ベース)無料プラン(保管200件・AI読取5件)公式サイト
7SmartReadスタンダード年960,000円(税抜)項目課金(1.5円/項目)約16.5円(10項目の定型帳票)500枚公式サイト
8STREAMED企業・個人事業主向け(プレミアム)8,950円(税抜)月100仕訳込み・超過は従量約98.5円(100仕訳時)/超過22円登録月100件公式サイト
9Dr.Walletビジネス4,000円(税別)200枚約22円記載なし公式サイト
10マネーフォワード クラウド確定申告パーソナルプラス(年払)2,980円/月(税抜・年払)AI-OCR 月100件約33円/超過22円1か月トライアル公式サイト
11invox 受取請求書ミニマム〜プロ980〜29,800円(税抜)+従量上限なし(全件従量)55円(AI-OCRのみ)/110円(オペレーター確認あり)10件まで公式サイト
12DX SuiteLite(2026年7月改定)40,000円(税別・年契約)従量(項目抽出30円/頁〜)約73円(無料枠を使い切った場合)無償トライアルなし公式サイト
13AIRead on Cloud月額13,200円(税込)+登録料220,000円100枚〜約132円1か月公式サイト
14freee会計個人・スターター(年払)980円/月(税抜・年払)月5枚(ファイルボックス)約216円30日トライアル公式サイト

※2026年9月3日時点の各社公式サイトの公開情報(当社調べ)。税抜表記は税込換算(×1.1)。「約」を付けた単価はプラン料金÷月間上限枚数の算出値で、上限まで使い切った場合の目安です。 課金単位(仕訳・項目・容量・ユーザー数)はサービスごとに異なるため、換算の前提は各行の注記を参照してください。料金非公開のサービスは「非公開」と記載し、比較対象から除いています。

  • ・NicoScan(スタンダードプラン): ユーザー無制限・会計ソフト連携・7年間データ保存
  • ・LINE WORKS OCR(Reader General): 旧CLOVA OCR。原則1年契約。汎用のテキスト・表抽出で、領収書特化型は価格非公開
  • ・AiXcel(Pro): 月100枚が上限。追加ptは22〜30円/pt。運営法人名は非公開
  • ・バクラク電子帳簿保存(有料プラン): 年契約・12か月一括払い。AI読取の件数条件は非公開
  • ・SmartRead(スタンダード): 旧Tegaki後継。課金単位は「項目」
  • ・STREAMED(企業・個人事業主向け(プレミアム)): 課金単位は「仕訳」。オペレーターの確認付きで人手による入力を含む
  • ・Dr.Wallet(ビジネス): 人手による入力。超過は50枚1,000円
  • ・マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナルプラス(年払)): ミニ(900円・15件)、パーソナル(1,280円・30件)もあり。会計ソフト本体の料金に含まれる
  • ・invox 受取請求書(ミニマム〜プロ): 請求書の受取に特化。基本料に加えて1件ごとの従量課金
  • ・DX Suite(Lite(2026年7月改定)): Pro(月20万円+初期20万円)で従量10円/頁=実効約11円
  • ・freee会計(個人・スターター(年払)): スタンダード以上は枚数ではなく容量(月10GB)制。会計ソフト本体の料金に含まれる

順位だけを見ると差は小さく見えますが、上位3社は条件が大きく違います。LINE WORKS OCRは年契約5.5万円からの汎用OCRで領収書向けの項目抽出は別価格、AiXcel Proは月100枚が上限です。NicoScanは3つの月額プランすべてが1枚あたり10円未満(1枚あたり約2.98〜7.96円・税込)で、1枚10円未満で利用できる数少ないクラウド型AI-OCRサービスの一つです。

「単価が安い」と「月額が安い」も別の話です。月額の絶対額ではAiXcel(380円〜)やマネーフォワード クラウド確定申告(900円〜)のほうが下で、NicoScanのライト・ベーシックプランはこれらより単価でも高い場合があります。自分の枚数で比べるために、後半の月間枚数別シミュレーションを参照してください。

カテゴリ別の料金比較

AI-OCRは「領収書・請求書データ化の専業サービス」「会計ソフト付属のOCR」「汎用AI-OCR」の3カテゴリで価格帯も向き不向きも異なります。 個人事業主・中小企業は前2つ、帳票の種類が多い企業は汎用AI-OCRが候補になります。

領収書・請求書データ化サービス(専業)

領収書や請求書に特化し、撮影・アップロードからExcel・CSV出力までが一つのサービスで完結します。月額固定で1枚10円未満のプランがある一方、オペレーターの確認が付くSTREAMEDやDr.Walletは1枚22円前後と人件費分だけ高くなります。 会計ソフトはそのままに、入力作業だけを減らしたい人に向いています。

領収書・請求書データ化サービスの料金

サービス/プラン月額月間枚数1枚あたり(税込換算)無料枠個人事業主出典
NicoScanライトプラン領収書・請求書データ化サービス3,980円(税込)月500枚まで約7.96円初回50枚(期限なし・カード不要)可当サイト
NicoScanベーシックプラン領収書・請求書データ化サービス9,800円(税込)月1,500枚まで約6.53円初回50枚(期限なし・カード不要)可当サイト
NicoScanスタンダードプラン領収書・請求書データ化サービス29,800円(税込)月10,000枚まで約2.98円初回50枚(期限なし・カード不要)可当サイト
STREAMED企業・個人事業主向け(プレミアム)領収書・請求書データ化サービス8,950円(税抜)月100仕訳込み・超過は従量約98.5円(100仕訳時)/超過22円登録月100件可公式サイト
invox 受取請求書ミニマム〜プロ領収書・請求書データ化サービス980〜29,800円(税抜)+従量上限なし(全件従量)55円(AI-OCRのみ)/110円(オペレーター確認あり)10件まで明記なし公式サイト
AiXcelPro領収書・請求書データ化サービス580円月100pt(1pt=レシート1枚)約5.8円初回10pt可公式サイト
Bill Oneスモールビジネスプラン領収書・請求書データ化サービス0円月100件まで(請求書)0円(100件超は有料プランへ・価格非公開)プラン自体が無料要確認公式サイト
TOKIUM経費精算/インボイス基本利用料+従量領収書・請求書データ化サービス10,000円〜(税抜)+従量非公開非公開記載なし法人向け公式サイト
バクラク電子帳簿保存有料プラン領収書・請求書データ化サービス12,000円〜(税別・年契約)保管1,000件約13.2円(保管件数ベース)無料プラン(保管200件・AI読取5件)明示なし公式サイト
Dr.Walletビジネス領収書・請求書データ化サービス4,000円(税別)200枚約22円記載なし可公式サイト

※2026年9月3日時点の各社公式サイトの公開情報(当社調べ)。税抜表記は税込換算(×1.1)。「約」を付けた単価はプラン料金÷月間上限枚数の算出値で、上限まで使い切った場合の目安です。 課金単位(仕訳・項目・容量・ユーザー数)はサービスごとに異なるため、換算の前提は各行の注記を参照してください。料金非公開のサービスは「非公開」と記載し、比較対象から除いています。

  • ・NicoScan(スタンダードプラン): ユーザー無制限・会計ソフト連携・7年間データ保存
  • ・STREAMED(企業・個人事業主向け(プレミアム)): 課金単位は「仕訳」。オペレーターの確認付きで人手による入力を含む
  • ・invox 受取請求書(ミニマム〜プロ): 請求書の受取に特化。基本料に加えて1件ごとの従量課金
  • ・AiXcel(Pro): 月100枚が上限。追加ptは22〜30円/pt。運営法人名は非公開
  • ・Bill One(スモールビジネスプラン): 請求書の受取に特化。領収書・レシートのデータ化は対象外。有料プランは要問合せ
  • ・TOKIUM経費精算/インボイス(基本利用料+従量): 旧Dr.経費精算。証憑件数ごとの従量単価は料金表の請求が必要
  • ・バクラク電子帳簿保存(有料プラン): 年契約・12か月一括払い。AI読取の件数条件は非公開
  • ・Dr.Wallet(ビジネス): 人手による入力。超過は50枚1,000円

会計ソフト付属のOCR

会計ソフトの月額に一定枚数のOCRが含まれるため、追加費用なしで始められます。ただし上限が月5〜100件と低く、超過は1件22円前後の従量か上位プランへの変更が必要です。 月数十枚までの個人事業主には十分ですが、月100枚を超えると専業サービスのほうが安くなりやすい構造です。

会計ソフト付属OCRの料金

サービス/プラン月額月間枚数1枚あたり(税込換算)無料枠個人事業主出典
freee会計個人・スターター(年払)会計ソフト付属のOCR980円/月(税抜・年払)月5枚(ファイルボックス)約216円30日トライアル可公式サイト
マネーフォワード クラウド確定申告パーソナルプラス(年払)会計ソフト付属のOCR2,980円/月(税抜・年払)AI-OCR 月100件約33円/超過22円1か月トライアル可公式サイト
弥生 スマート証憑管理弥生クラウド契約者向け会計ソフト付属のOCR無料(弥生製品の契約が必要)保存上限なし(OCRは「当面無料」)算出不可—可公式サイト

※2026年9月3日時点の各社公式サイトの公開情報(当社調べ)。税抜表記は税込換算(×1.1)。「約」を付けた単価はプラン料金÷月間上限枚数の算出値で、上限まで使い切った場合の目安です。 課金単位(仕訳・項目・容量・ユーザー数)はサービスごとに異なるため、換算の前提は各行の注記を参照してください。料金非公開のサービスは「非公開」と記載し、比較対象から除いています。

  • ・freee会計(個人・スターター(年払)): スタンダード以上は枚数ではなく容量(月10GB)制。会計ソフト本体の料金に含まれる
  • ・マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナルプラス(年払)): ミニ(900円・15件)、パーソナル(1,280円・30件)もあり。会計ソフト本体の料金に含まれる
  • ・弥生 スマート証憑管理(弥生クラウド契約者向け): やよいの青色申告オンライン(年11,800円税抜〜)などの契約が前提。OCRは一定枚数超で課金の可能性あり

汎用AI-OCR

領収書に限らず注文書・申込書・手書き帳票など幅広い書類を読み取る法人向けサービスです。年契約や初期費用が前提で月額4万円以上のものが多く、単価は枚数が多いほど下がります。 帳票の種類が多く、月数千枚を安定して処理する企業に向いていて、領収書だけを処理したい個人事業主にはオーバースペックです。

汎用AI-OCRの料金

サービス/プラン月額月間枚数1枚あたり(税込換算)無料枠個人事業主出典
DX SuiteLite(2026年7月改定)汎用AI-OCR40,000円(税別・年契約)従量(項目抽出30円/頁〜)約73円(無料枠を使い切った場合)無償トライアルなし明記なし公式サイト
LINE WORKS OCRReader General汎用AI-OCR55,000円(税込)〜10,000枚約5.5円30日明記なし公式サイト
SmartReadスタンダード汎用AI-OCR年960,000円(税抜)項目課金(1.5円/項目)約16.5円(10項目の定型帳票)500枚明記なし公式サイト
AIRead on Cloud月額汎用AI-OCR13,200円(税込)+登録料220,000円100枚〜約132円1か月明記なし公式サイト

※2026年9月3日時点の各社公式サイトの公開情報(当社調べ)。税抜表記は税込換算(×1.1)。「約」を付けた単価はプラン料金÷月間上限枚数の算出値で、上限まで使い切った場合の目安です。 課金単位(仕訳・項目・容量・ユーザー数)はサービスごとに異なるため、換算の前提は各行の注記を参照してください。料金非公開のサービスは「非公開」と記載し、比較対象から除いています。

  • ・DX Suite(Lite(2026年7月改定)): Pro(月20万円+初期20万円)で従量10円/頁=実効約11円
  • ・LINE WORKS OCR(Reader General): 旧CLOVA OCR。原則1年契約。汎用のテキスト・表抽出で、領収書特化型は価格非公開
  • ・SmartRead(スタンダード): 旧Tegaki後継。課金単位は「項目」

月間枚数別コストシミュレーション(50枚〜5,000枚)

月50枚なら無料枠や会計ソフト付属のOCRで0〜3,000円台、月300枚以上は専業サービスの月額固定プランが最も安く、月1,000枚を超えると従量課金は月額固定の2〜4倍になります。 代表的な5サービスで、各枚数を処理したときの月額(税込)を試算しました。

月間枚数NicoScanSTREAMEDMFクラウド確定申告freee会計DX Suite Lite
月50枚0円初回50枚の無料枠。以降は100枚パック980円で約2か月分9,845円3,278円2,178円スタンダード(容量制)44,000円
月300枚3,980円ライトプラン(月500枚まで・1枚約7.96円)14,245円7,678円2,178円スタンダード(容量制)44,000円
月1,000枚9,800円ベーシックプラン(月1,500枚まで・1枚約6.53円)29,645円23,078円2,178円スタンダード(容量制)57,200円
月5,000枚29,800円スタンダードプラン(月10,000枚まで・1枚約2.98円)117,645円111,078円2,178円スタンダード(容量制)189,200円

※2026年9月3日時点の各社公式サイトの公開価格をもとにした当社試算(税込)。算出式は次のとおり。

・NicoScan:各枚数を上限内で処理できる最も安い月額プランの料金。月50枚は初回無料枠(期限なし)で0円。枚数パック(100枚980円/500枚4,480円/1000枚8,480円・12か月有効)を使う場合は、月額契約なしで1枚約8.48〜9.8円。

・STREAMED(企業・個人事業主向け):月額9,845円(税込・100仕訳込み)+超過分×22円(税込)。領収書1枚=1仕訳と仮定。出典:STREAMED公式

・マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナルプラス・年払):月2,980円(税抜)×1.1=3,278円(AI-OCR100件/月込み)+超過分×22円(税込)。会計ソフト本体の料金を含む。出典:マネーフォワード公式

・freee会計(個人):スターター(月980円・税抜)はファイルボックスが月5枚までで不足するため、スタンダード(年払・月1,980円税抜×1.1=2,178円)で計算。スタンダード以上は枚数ではなく月10GBの容量制のため、枚数が増えても料金は変わらないが容量超過の可能性がある。会計ソフト本体の料金を含む。出典:freee公式

・DX Suite Lite:月40,000円(税抜)×1.1=44,000円に月無料枠18,000円分(項目抽出30円/頁=600頁)を含み、超過分×33円(税込)。出典:DX Suite公式

月50枚では会計ソフト付属のOCRか無料枠で足り、月300枚を超えたあたりから専業サービスの月額固定プランが逆転します。月1,000枚以上では従量型の合計が急に増えるため、「基本料が安い」だけで選ばず、超過単価×自分の枚数で計算してください。 領収書をまずExcelにしたいだけなら、無料でレシートをExcel化する方法も参考になります。

無料で足りる人・有料が得な人の判断表

月50枚以下で会計ソフトのOCRか無料枠に収まるなら無料で足り、月100枚以上を毎月処理する人や、Excel・CSVで会計ソフトに渡したい人は有料の月額固定が得です。 次の表で自分に近い行を確認してください。

状況判断候補月額の目安(税込)
月50枚以下・まず試したい無料で足りるNicoScanの無料枠、会計ソフト付属OCR0円
月15〜100件・会計ソフトを使っている無料〜同梱で足りるマネーフォワード クラウド、freee会計、弥生会計ソフト料金内(990〜3,278円)
確定申告前など特定の月だけ大量枚数パックが得NicoScanの枚数パック(12か月有効)980円〜8,480円の買い切り
月100〜500枚を毎月処理する月額固定が得NicoScan ライトプラン、AiXcel(月100枚まで)580〜3,980円
月500〜1,500枚・手入力をなくしたい月額固定が得NicoScan ベーシックプラン9,800円
月1,500枚超・複数人で使う上位の月額固定が得NicoScan スタンダードプラン、汎用AI-OCR29,800円〜

個人向けに無料アプリを探している場合は、事業利用できるかどうかを先に確認してください。詳しくは個人向け領収書管理アプリの選び方で解説しています。

NicoScanの料金(2026年9月3日時点)

NicoScanは月額3,980円からの月額固定3プランと、月額契約なしの枚数パックがあり、初回50枚無料・クレジットカード不要で試せます。月額プランの未使用枚数は翌月に繰り越されず、枚数パックは購入から12か月有効です。

NicoScanの月額料金はライトプラン3,980円(月500枚)、ベーシックプラン9,800円(月1,500枚)、スタンダードプラン29,800円(月10,000枚・ユーザー無制限)の3段階で、1枚あたり約2.98〜7.96円(税込)で領収書・請求書をAI-OCRでExcel・CSVにデータ化できます。クレジットカード登録不要で、初回50枚無料です。

月額契約なしの枚数パックは100枚980円、500枚4,480円、1,000枚8,480円で、購入から12か月有効です。

他社サービスとの料金比較を見る →

比較から除外したもの(家計簿アプリ・API・価格非公開)

単価が安く見えても、規約で事業利用できない家計簿アプリ、開発が必要なAPI、料金を公開していないサービスは比較対象から除きました。 それぞれ理由は次のとおりです。

区分該当サービス除外した理由
家計簿アプリマネーフォワード ME、Zaim無料または月440〜540円と安いが、利用規約で営利目的・商業目的の利用が禁止されており、事業の経費管理には使えない
クラウドAPIAzure AI Document Intelligence、Amazon Textract、Google Document AI1枚約1.5〜15円と最も安いが、アップロード画面・確認画面・Excel出力を自社で開発する必要があり、開発費と運用費が別にかかる
価格非公開Bill One(有料プラン)、TOKIUM、楽楽精算のOCRオプションなど要問合せ・見積もりのため単価を算出できない。Bill Oneの無料プランは請求書のみ月100件までで領収書は対象外
終了・統合Microsoft Lens、Dr.経費精算、sweeep、Tegaki、CLOVA OCRMicrosoft Lensは2026年3月に新規スキャンが終了。他はTOKIUM、freee支出管理、SmartRead、LINE WORKS OCRへそれぞれ統合済み

マネーフォワード MEのプレミアム機能の案内のように、価格自体は公開されていても事業利用の可否は利用規約で決まります。個人事業主が経費の記録に使う場合は、規約の「商用利用」「営利目的」の条項を必ず確認してください。

安さ以外で確認すべき5点

1枚単価が安くても、読み取り精度・確認画面・出力形式・電子帳簿保存法への対応・解約条件のどれかが欠けると、手直しや二重管理で結局高くつきます。 契約前に次の5点を無料枠やトライアルで確認してください。

  1. 1. 読み取り精度(手書き・かすれ・折れ):自分の手元にある実物の領収書で試すのが確実です。コンビニやタクシーの手書き領収書、感熱紙のかすれたレシートで日付・金額・支払先がどこまで読めるかを見ます。
  2. 2. 確認・修正画面:AI-OCRは100%ではないため、読み取り結果を原本と並べて確認・修正できる画面が必須です。確信度の低い箇所をハイライトしてくれると確認時間を減らせます。
  3. 3. Excel・CSV・会計ソフト形式:Excel・CSVに出力できるか、freee・マネーフォワード・弥生のインポート形式や自社の管理表の列順に合わせられるかを確認します。出力が有料オプションのサービスもあります。
  4. 4. 電子帳簿保存法への対応:紙の原本を処分したい場合は、国税庁のスキャナ保存の要件を満たす保存ができるかを確認します。サービスが「対応をサポートする」範囲と、自社で整える運用(検索要件・保存期間)を切り分けてください。保管期間の基本は領収書の保管期間と電子帳簿保存法ガイドにまとめています。
  5. 5. 解約条件と最低契約期間:汎用AI-OCRやバクラク電子帳簿保存は年契約・一括払いが前提です。月単位で解約できるか、初期費用・登録料があるか、無料枠の後に自動課金されないかを確認します。

機能面の比較は領収書・レシート読み取りアプリおすすめ5選で、無料枠・Excel出力・会計ソフト連携の観点から解説しています。

よくある質問

Q. AI-OCRで領収書をデータ化すると1枚いくらかかりますか?

公開価格のあるクラウド型サービスでは、1枚あたり約3円から200円超まで幅があります。月額固定のプランは上限枚数まで使い切った場合の単価で、NicoScanは1枚あたり約2.98〜7.96円(税込)、会計ソフト付属のOCRは30〜200円台、汎用AI-OCRは10〜130円台が目安です(2026年9月3日時点・当社調べ)。

Q. 無料で使える領収書OCRはありますか?

あります。NicoScanは初回50枚無料(期限なし・クレジットカード不要)、Bill Oneのスモールビジネスプランは請求書に限り月100件まで無料、弥生のスマート証憑管理は弥生製品の契約者向けに当面無料です。家計簿アプリは無料でも規約で事業利用が禁止されているものがあるため、経費管理には使えません。

Q. 会計ソフトに付いているOCRで十分ですか?

月に数十枚までなら十分な場合が多いです。ただしfreee会計のスターターは月5枚まで、マネーフォワード クラウド確定申告は月15〜100件で超過1件22円(税込)と上限が低く、月100枚を超えると専用サービスの月額固定プランより高くなることがあります。

Q. 従量課金と月額固定はどちらが安いですか?

枚数が少なく月ごとの変動が大きいなら従量課金や枚数パック、毎月一定量があるなら月額固定が安くなります。目安として月50枚以下なら無料枠やパック、月300枚以上なら月額固定(NicoScanのライトプランは3,980円で月500枚)を検討してください。

Q. この記事の価格はいつ時点のものですか?

2026年9月3日時点で各社の公式料金ページを確認した公開価格です(当社調べ)。税抜表記は税込換算(×1.1)し、1枚単価はプラン料金÷月間上限枚数で算出しています。価格改定が多い分野のため、契約前に必ず各社の公式ページで最新の料金を確認してください。

まとめ:自分の月間枚数で単価を計算する

  • ✓AI-OCRの1枚単価は約3円〜200円超。課金型(月額固定・従量・パック・同梱)と課金単位をそろえてから比べる
  • ✓月50枚以下は無料枠か会計ソフト付属OCRで足りる。月300枚以上は月額固定が安い
  • ✓月1,000枚を超えると従量型は月額固定の2〜4倍。超過単価×自分の枚数で必ず計算する
  • ✓安さだけでなく精度・確認画面・出力形式・電子帳簿保存法・解約条件を無料枠で確かめる

料金は改定が多いため、この記事の数値は2026年9月3日時点の目安として使い、契約前に各社の公式ページで最新の価格を確認してください。NicoScanの最新の料金と他社比較は料金ページにまとめています。

NicoScan編集部

領収書・請求書のAI-OCR、Excel出力、会計ソフト連携に関する実務情報を、NicoScanの開発・運用知見をもとに編集しています。 公開後も検索データとプロダクト仕様を確認し、必要に応じて内容を更新しています。

公開日: 2026年9月4日 / 料金情報の確認日: 2026年9月3日

初回50枚無料・月額3,980円から

領収書管理、もっとラクにしませんか?

NicoScanなら、スマホで撮るだけで領収書をデータ化。1枚あたり約2.98〜7.96円(税込)、初期費用0円で始められます。

50枚無料で試す