弥生会計へCSVを取り込むには、弥生が定めるインポート形式に列数・順序・値を合わせる必要があります。弥生会計のデスクトップ版、弥生会計 オンライン、弥生会計 Nextでは確認すべき仕様が異なります。先に利用製品を特定し、NicoScanで読み取った日付・金額・支払先を原本と照合してから、勘定科目などを補完して形式を整えます。
弥生会計・オンライン・NextでCSV形式は同じではない
「弥生形式」という名前だけで作り始めず、実際に取り込む製品の公式仕様を開いてください。列の扱いや文字数などが異なるため、別製品向けの見本を流用するとエラーや意図しない切り捨てにつながります。
| 利用製品 | 最初に確認すること | 公式仕様 |
|---|---|---|
| 弥生会計・やよいの青色申告(デスクトップ) | 製品・グレードに対応した仕訳データの項目順と記述形式 | 仕訳データの項目と記述形式 |
| 弥生会計 オンライン | 識別フラグ、取引日付、借方・貸方科目と金額などの列順 | インポートデータの記述形式 |
| 弥生会計 Next | 仕訳データを25項目または取引先を含む27項目にそろえる | インポートデータの記述形式 |
OCRで読める項目と、取り込み前に補う項目を分ける
領収書から読み取る情報だけでは、弥生の仕訳データは完成しません。OCR結果の確認と、会計ルールに基づく補完を分けると、どこを自動化し、どこを担当者が判断するかが明確になります。
NicoScanで読み取り・原本照合する
取引日、金額、支払先、領収書・請求書に記載された明細など
運用ルールに沿って補完する
識別フラグ、借方・貸方の勘定科目、税区分、補助科目、摘要など
弥生会計へ取り込む6ステップ
- 1. 利用製品を特定:デスクトップ、オンライン、Nextのどれへ取り込むか確認します。
- 2. NicoScanで証憑を読み取り:画像・PDFを処理し、日付・金額・支払先を原本と照合します。
- 3. 仕訳の形を決める:1行仕訳か複数行仕訳かを決め、借方・貸方科目、税区分、摘要などを補完します。
- 4. 弥生形式へ整形:列順、必須項目、文字数、日付・金額の形式を揃えます。
- 5. 少量でテスト:数件を取り込み、エラー行、科目の対応、登録結果を確認します。
- 6. 本番取込と照合:取込件数・合計額・対象期間を確認し、実行記録を残します。
弥生CSVを取り込めないときの確認順
| 症状 | 主な確認箇所 | 直し方 |
|---|---|---|
| 行を読み込めない | 製品別の列数、列順、空欄列のカンマ | 公式仕様の末尾列までそろえ、空欄の区切りも残す |
| 日付・金額で止まる | 日付形式、会計期間、半角数字、マイナス値 | 対象製品の入力例に合わせ、期間外取引を分ける |
| 科目の確認画面が出る | 登録済み科目名、補助科目、マッピング | 既存科目へ対応付けるか、追加の要否を担当者が判断する |
| 重複した | 対象期間、元ファイル、取込履歴 | 処理済みファイルを分け、再取込前に登録件数を確認する |
公式情報
元になる領収書の整理方法は確定申告と領収書の完全ガイドも参照してください。
NicoScan編集部
領収書・請求書のAI-OCR、Excel出力、会計ソフト連携に関する実務情報を、NicoScanの開発・運用知見をもとに編集しています。 公開後も検索データとプロダクト仕様を確認し、必要に応じて内容を更新しています。
公開日: 2026年8月4日 / 更新日: 2026年9月7日
